No.02109

共に

辰田 由美子

満開の桜に包まれた坂道を手を取り合いながら共に歩く高齢の両親の後ろ姿を描きました。私の両親は、戦争で辛い子供時代を過ごし、日本が激動した時代を逞しく生き抜いてきました。その小さく丸くなった背中には、共に歩んできた長い人生が刻まれているようでした。寄り添いながら歩く後ろ姿を見つめる私は、いつか二人が遠い所へ行ってしまうような愛おしさと寂しさを感じ、その思いを絵に描いてみました。

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